宿泊施設「SONEKA」での薪ストーブによる火災事故および不適切な対応に関するお詫び
弊社が運営しております宿泊施設「SONEKA」において、2025年10月17日未明、ご宿泊中のお客様の安全を脅かす火災事故が発生いたしました。
本件に関しまして、当該客室にご宿泊のお客様に対し、多大なる恐怖とご不安を与え、その後の対応においても十分とは言えず、ご不信を抱かせる結果となりましたことを心より深くお詫び申し上げます。
加えて、ご利用のお客様、関係者の皆さまに多大なるご心配とご迷惑をおかけしておりますこと、心よりお詫び申し上げます。
1. 事故の経緯と弊社の過失について
10月17日午前3時頃、客室にて火災が発生いたしました。火災の第一報は、弊社による検知ではなく、ご宿泊中のお客様からの通報によるものでした。本来、お客様の命を最優先に守るべき立場でありながら、すぐに現場に駆けつけることを怠ったため、お客様ご自身に通報を強いるという、宿泊施設としてあってはならない事態を招きました。当時、消火設備の位置および使用方法に関する明確なご案内は行っておりませんでした。
このような過失が起きた要因は、当該施設をオープンするにあたってのスタッフ教育の不足、及び非常事態想定の不足であることは否めません。幸いにも身体的なお怪我をされたお客様はいらっしゃいませんでしたが、一歩間違えれば人命に関わる事故であり、お客様に多大なご迷惑と心理的に大きなご不安を与えてしまった事実を重く受け止めております。
2. 出火原因と安全対策の実施について
消防による調査の結果、出火原因は薪ストーブの熱が屋根裏に滞留したことによる「炭化火災」の可能性が高いとの指摘を受け、直ちに以下の対策を講じました。
設備の抜本的改修
消防立ち会いのもと、薪ストーブ周辺の断熱構造を再設計・設置し、厳格な検査を経て安全性を確認いたしました。
検知・警報体制の強化
全棟への一酸化炭素警報器の新規設置、火災報知設備の点検強化および受信機の増設、消火器の配置見直し、および増設を実施いたしました。
緊急時対応の刷新
昼夜を問わず即座にスタッフが現場へ急行できるよう、連絡体制と判断フローを抜本的に見直しました。
弊社では、本件を重く受け止め、施設における物理的な安全管理機能について、専門機関の知見も踏まえながら改めて総点検を実施しました。また、火災予防及び早期発見・初動対応に関わる設備など、多角的な確認と見直しを行いました。施設の安全対策は、一時的な対応で完結するものではなく、継続的に見直し、強化し続けるべき責務であると認識しております。弊社では、本件を契機として終わりのない改善の取り組みとして、安全管理体制の継続的な強化に取り組んでまいります。
3. 情報掲載のあり方と説明責任について
本件に関する情報の掲載につきまして、当初は「SONEKA」公式サイトにてご報告しておりましたが、11月13日に運営会社マスダプランニング株式会社の公式サイトへ情報を移行いたしました。しかしながら、この判断が結果として「十分な説明がなされていない」との印象を与え、被害に遭われたお客様および皆様にさらなる不信感を抱かせる結果となりましたことを深く反省しております。
情報発信のあり方を改めて見直し、社会的な説明責任を果たすべく努めてまいります。
4. 今後について
SONEKAは「静けさと安心」を大切にしてきた施設です。今回の出来事は、その根幹を揺るがすものであったと認識しております。信頼は時間をかけて築くものであり、行動によってのみ回復できるものだと考えております。
今後も全社を挙げて安全管理を根底から見直し、信頼回復に努めてまいります。
2026年2月24日
マスダプランニング株式会社
代表取締役 増田 幸夫




